気づいたときにはいつの間にか「自分」になっていた私たち。
誰もが生まれ育ちの3つの「ち」を引き受け条件づけられてきた。
何の疑問もなく「それが当たり前」の人生を自然に歩んできた。
自らに染み込んだ当然・自然を問い直して歩むことはどれほど大きな転換だろう。
人生の途上でもう一度生まれ変わる勇者の一歩に等しいのである。
高橋佳子
2022.7.1