2023豊心大学セミナー
四苦八苦から人生を取り戻す――秋の季節を生きる極意

高橋先生は、ご講演で、人生を四季にたとえれば、豊心世代は秋の季節であり、その中で四苦八苦（生老病死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦）によって人生を手放してしまう危険も高まると語られました。
では、その秋の季節をどのように生きてゆけばよいのか――。先生は、その鍵は、自らが魂の存在であることの自覚を確かにしてゆくことであると示し、私たちの魂と大いなる存在をつなぐ言魂である「真言」を参加者全員で唱和することを誘われたのです。
さらに、先生は、人生の秋の季節を輝いて生きているお1人の神理実践報告を通して、その歩みを具体的に紐解いてゆかれました。

【集いの概要】

5月26日（金）～28日（日）、豊心世代（65歳以上のGLA会員）を対象とした「2023豊心大学セミナー」が、八ヶ岳いのちの里大講堂（GLA総合本部の研修施設）で開催され、全国・海外から約3900名が参加しました（国内67カ所、ブラジル、ご自宅等[G.ライブ]にも中継）。
セミナー2日目夜、大講堂に入場された先生は、客席内から、「今日は、これからどのように生きてゆくのか、ぜひ皆さんにお話をさせていただきたいと思ってやってまいりました」と参加者に呼びかけ、ステージに登壇されました。
そして、人生を四季にたとえれば、豊心世代は秋の季節であり、その中で四苦八苦（生老病死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦）によって人生を手放してしまう危険も高まると語られました。では、私たちはその秋の季節をどのように生きてゆけばよいのか――。先生は、その鍵は、自らが魂の存在であることの自覚を確かにしてゆくことであるとおっしゃり、私たちの魂と大いなる存在をつなぐ言魂――「真言」を、参加者全員で唱和することを誘われたのです。
さらに先生は、人生の秋の季節を輝いて生きている1人の男性を壇上に呼ばれ、神理実践報告として、その歩みを具体的に紐解いてゆかれました。
最後に先生は、次のように呼びかけられました。
「豊心大学の世代は、愛別離苦、五蘊盛苦……といった様々な四苦八苦のある人生が待っています。その呼びかけを受けて、乗り越え、次なる次元へと人生を進めてゆく智慧を、皆さんにお渡しいたしました。これから皆さんが、その道をそれぞれの人生の場所で開いてゆかれることを、いついかなるときも拝見しています。そのことをお忘れなく、共に道を開いてまいりましょう」
先生から授けられた、人生の秋の季節を輝いて生きる智慧――。それは、1人ひとりが抱える人生の困難に射し込んだ一条の光のようでした。

【講演概要】